代表メッセージ
高橋塗装のホームページに訪問してくださり、ありがとうございます。
代表の高橋道成(たかはしみちなり)です。
22歳から塗装業界に入り、今年で19年になろうとしています。
2007年の1月に創業し、これまで数多くのお客様に塗装業を通してお会いさせていただくことができました。
せっかくこのページを読まれているあなたに少し時間を頂戴しまして、
私の「仕事」に関する方針、考え方をこの場でお伝えさせていただければと思います。
少し文章が長くなりますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
塗装業をはじめたキッカケはただ単に飯を食うためだけでした。
私が幼いころに描いていた夢は、今とは全く違う職業の「整備工場」を持つことでした。
大好きだったバイクを気が済むまでとことんいじりたい!という思いが強かったんですね。
21歳の時に夢だった整備工場を持つことになったんですが、気の緩みからか、ちょっと一息入れに都町に飲みに行くようになり、気づけば毎晩通うようになっていて・・・
結果1年足らずで借金まみれで会社を潰してしまうこととなりました。
その時には、すでに結婚もしており、生活費もなくなる始末。
「もう、まともなところで働いてもお金は返せんな」と思っていた矢先、
塗装会社を経営している高校時代の友人から、仕事が忙しいので手伝って欲しいと頼まれました。
その会社は2〜3年でなくなってしまったんですが、その後ほかの塗装会社の社長さんから
「うちで働かないか?」と声をかけていただき就職することに。
就職して4〜5年経つと、生活環境も改善し仕事に充実感も芽生え始めていたんですが、
私自身がまったく成長しておらず、仕事が終わると毎日ギャンブルか友人と酒を飲み歩く生活にいつのまにか逆戻りしていました。
挙句の果てに、妻からは離婚話を持ちだされる始末。当たり前のようにハンコを押しかけていた矢先、妻から言われた一言。
「あんたは、離婚してもほかの女性と結婚するやろう、だけどやっと地獄のような日から
人並みの生活まで戻した私の苦労はどうなるん?」
頭をハンマーで殴られるような一言。
そしてこの一言は、私の人生の方向を決めるスイッチとなる一言でした。
「俺は今までなんてつまらない人生を歩んできて、自分の周りの人を不幸にしてきたんや」
ようやくその事に気づくことができました。
独立してからの数年はお金を稼ぐことが目的に・・・
このままではいけない。
お金の面でもこれ以上妻に苦労はかけさせたくない。
真剣に頑張って、自分自身で塗装会社を経営しよう!という思いが次第に芽生えてきました。
その後は真剣になって働き、31歳の時に現在の高橋塗装を創業する運びとなりました。
真剣に働くということは特に苦ではありませんでした。
「男は必死豆炭になって仕事をしないとあかん」という口癖を持つ私の父は、仕事に対しては本当に厳しい人で、家に仕事を持ち帰っては毎晩夜遅くまで仕事をしていました。
そのような父親の背中を見て育った私でしたので、仕事に対しては働き始めた時から「真剣」になって頑張ることが当たり前だと思っていました。
その甲斐あってか独立後は、早朝から深夜までペンキまみれになって必死に働きました。
ただその目的は「お金を稼ぐこと」だけのために必死になっていました。
自分自身が成長しなくては会社は成長しない。
社長の器以上に会社は大きくならない
独立から2〜3年経ったことろには売上は億単位に。しかし手元には全くお金が残っていません。
「なんでこんなに頑張っているのにお金がないんや?」と考え、終いには
「俺が頑張っているのに、協力会社や従業員が真剣に頑張っていないから儲けがでないんや」と他人の責任にしている自分がいました。
お金を稼いで妻を楽にさせたいと思い始めたのに、現実は電気代を払うのがやっと。
気がついたら借金まみれのころと生活は大差なくなっていました。
いったい周りと何が違うのか。なぜ求める結果がでないのか・・・
色んな勉強会・セミナー・経営者の先輩の教えを通して、いろいろと勉強しました。
勉強会で多くのことを学び、いろいろな方のお話を聞き、自分自身の考えが大きく変わっていっているのが分かりました。
そして、「自分自身が成長しなくては会社は成長しない。社長の器以上に会社は大きくならない」ということに気づきました。
そういった心境の変化が、仕事だけでなく家庭にも良い影響をもたらすようになり、
紆余曲折はありましたが、現在は本当に仕事も家庭も順調に進むようになってきました。
塗装業は私が一生をかけて行っていく仕事です
この仕事を通じて何を提供していきたいのか。
そんなことを自問自答していくうちに、「塗装」を通して
「地域やそこに住む人を幸せにしたい」という一つ本質的な
答えにたどり着きました。
実は私は幼少期、親が転勤族で2~3年ごとに
引越しをする生活を送っていました。
引っ越し先で仲良くなった友人や近所に知り合いが
できたらまた引越し。そのたびに人間関係の構築は
一からやり直しです。
そのような環境から、私は、一箇所に定住して近所の
人や地域の人と何十年とお付き合いをしながら、
その地域に根付いて生活していきたいと思うようになりました。
その本質に向き合えた時に、「私の仕事を通して、家が長持ちし、その家に長く住んでもらい、幸せな生活を送ってもらいたい。」という想いが芽生え、
今では、この仕事を私が一生をかけて行っていく道だと信念にしています。
新たな取り組み「ロープアクセスによる外壁診断」
高橋塗装では、新たな取り組みとして「ロープアクセスによる外壁診断」を開始しました。
大分県下では初となる、ロープアクセス技術を駆使した外壁診断は、大分県から「経営革新計画」と「トライアル発注事業者」の認定を受けています。
私が「ロープアクセス技術」を外壁診断に取り組もうと考えたのは、職人の高齢化・体力の低下から、身体的な負担を軽減してあげたいという想いからでした。
長く会社に貢献してくれている職人さんのために、より効率的に作業を進められる方法はないかと考え、「ロープアクセス」に辿り着いたのです。
高層マンションが増え、維持が難しくなっている現代。
安全性、正確性に優れ、コストの軽減・納期の短縮が可能なロープアクセス技術は、私たち塗装屋にとってもお客様にとってもメリットばかりの技術です。
これからも高橋塗装は、新たな技術を積極的に取り入れながら、お客さまの住まいと、職人さんの生活を守っていきたいと思います。
目指すは大分市で顧客満足度ナンバーワンの会社
塗装業と出会い、もうじき20年が経とうとしています。
ただ単に飯を食うためだけ、お金を稼ぐためだけに始めた仕事ですが、これまでに出会ったお客様、先輩経営者の方のおかげで今では一生をかけてやっていく仕事だと思えるようになりました。
まだまだ、勉強中の身であるため、些細なお気に召さない点があるかと思いますが、最高の仕事を最高の心遣いとサービスをもって施工させていただくように邁進していきます。
目指すは大分市で売上ナンバーワンの会社ではなく、「あなたの会社とお付き合いできてよかった」と思っていただける顧客満足度ナンバーワンの会社です。
このページを最後まで読んでいただきありがとうございます。